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ゲーテも、鉄舟も、周易も教えていただいた先輩の著書が送られてきました。

何もわからず、ただひたすら仕事を覚え、こなすことに奔走していた20代後半。あの頃流行っていた異業種交流会や勉強会。目黒の駅近くの、静かな古い雑居ビルの一室で営んでいた先輩の編集事務所に、月に1回、自分が今関心のあるテーマでレジュメを書き、みんなで話し合う、いわば飲み会付き勉強会のようなものをやっていた。異業種というよりは、同業種関連の人々の集まりとなっていたけれど。デザイナーは、いつもデザイン関連の...

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メルロー・ポンティの知覚の現象学を読んだときのような・・・

歯が立たないメルロー・ポンティに少しでも近づきたくて、拾った二匹の子猫に「メルロー」と「ポンティ」と名付けて可愛がっていた友人。初めて植えた白いバラが、いつの間にか大きく育って、南の和室の窓を覆うようになった。名前は、アイスバーグ。思い出はいろいろ。思い入れも多種多様。いろいろな感情や表象がよぎっては消えていく。美しいものは、美しい。既成概念を凌駕した先に隠れている、本質。目は口ほどに物を云う、と...

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失くした肺がコポコポ言うのよ…

図書館で、夫が借りてきた。井上ひさしさんの「創作の原点 ふかいことをおもしろく」は、或る講演をまとめたもので、すぐに読める。井上ひさし氏には、振り返ってみれば、ひょっこりひょうたん島、忍者ハットリくん、花のピュンピュン丸…放送作家、劇作家、小説家、井上氏の多彩な才能に私たちは幼いころからお世話になってきた。生前、何かとお茶の間を賑わせてくれたこともあったが、やはり、一言でいえば天才であると思う。・...

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小林秀雄のおっかさんと、ヒウラさんの蝶

文芸評論家の故・小林秀雄さんの随筆の中に、こんな内容の一節があったように憶えている。二つとも、お母さまがお亡くなりになった後の話だ。一つ目の話。或るとき、したたかに酔い御茶ノ水だか水道橋だかの駅のホームから足を滑らせて、数十メートル下に落っこちたらしい。すわっ、大惨事と周りの誰もが思ったらしいが、骨折程度だったとのこと。このときを述懐して、「あれは、おっかさんが助けてくれたんだ」と、心から感じたそ...

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Tムラさんのこと

Tムラさん。という仕事の大先輩がいた。当時、今の私と同い年くらいだったのだろうか。いや、もう少し若かったような気がする。優しくてすてきな独身のキャリアウーマン(もう、死語ですね)フリーランスで仕事をしていたTムラさんは、だいたい、いつも月刊誌の入稿〆切が近づくと事務所に現れた。若いデータマンたちが集めて書いた資料原稿を元に内容と字数に合わせて書き上げる、アンカーマンだった。リライト、とも言った。T...

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