トーレスの直系 その2
ブログは古い方から見て下さいね
月曜日はお休みで、火曜日はそれほど事件も無かったので・・・というよりも日曜日の出来事がすごかったのでその続編
フランシスコさんを連れてきて下さった、吉川二郎先生は「コンサート・フラメンコ・ギタリスト」で、くだんのコレクションの持ち主であったマヌエル・カーノ氏の直弟子であります。正直私自身、クラシック・ギターばかりをやってて、フラメンコというものにあまり触れていなかった部分もありました。チャカチャカやるのがフラメンコ、踊りの伴奏とかのイメージが強かったんですが・・・、初めて聞いた本物のフラメンコに一気に引き込まれました。
すごい!格好いい!
なんていう言葉で表すのは失礼に当たると感じるほどで、これぞ情熱のフラメンコ
かという衝撃でした。おそらく、まさにマヌエル・カーノ師直伝のコンサート・フラメンコなのでしょう。聞きかじりですが、フラメンコには主に「歌の伴奏・踊りの伴奏・独奏」の3種類があって、全て出来て一人前なんだそうですが、特にこの「独奏」の部分の音楽性を高めてコンサート・ミュージックの域にまで押し上げた人が「マヌエル・カーノ」その人であるのです。そのカーノ師の音楽を受け継いだのが吉川二郎氏であるからには素晴らしいのも当たり前ですね。
とにかく左手よりも右手(弾く指)の技巧がクラシック的な技術よりも複雑な気がしました。あれだけ早くラスギアードをしているのに、雑音が感じられない、すごいを通り越して不思議です。私もフラメンコの勉強も少ししてみようかな?
ところでフランシスコさん(トーレスのひ孫)は奥様と来ていて、ひとしきり二人(角さんと吉川さん)のステージの後、喫茶ルームでお茶しながらお話しできました。

奥様もご本人も何とも気さくで陽気な方でした。木材の加工(家具製作?)会社も経営されてて、いろいろな機械や道具は自作するのだとか。奥様に言わせるとそれ「(道具作り)ばっかに時間かけてるんでちっとも儲からない」と笑ってましたが、本当の職人とはかくあるべきという雰囲気でしたね。私のうけた印象は芸術家というより技術者的な人であるなと感じましたよ。あらゆる木材の性質・状態を知るためには様々なアイデアを生み出して応用していく。音の追求も論理的にしかし感性を研ぎ澄まして取り組んでいる印象です。「職人」という言葉に集約されるんでしょうね。
記念写真にもこころよく応じてくれました。ちなみに筆者は左端。

実に日本語はおろか、英語も全く話せないので通訳を吉川先生に任せっきりで会話してました。奥様もラテン系の人の習性か、ご主人の話している最中でもかまわずおしゃべり初めて、吉川先生がどっちを通訳したらええんかい?という状態もしばしば、ギター文化館をとても気に入っていただけたようで、嬉しい限りです。
最後には「会員になりたいけどどうすればいい?」と来たので、せっかくの機会ですから「ギター文化館ファンクラブ」の会員証をお渡ししました。特別会員認定です!
そのときの記念証拠写真

素晴らしい方達で、またの機会が待ち遠しいです。
ちなみに前回お伝えしたように、フランシスコさんの名前には「トーレス」が入らないので、ラベルはどうなっているのかと思ったら。

名前の下の方に「B○○○・デ・トーレス」と書いてあるんですが、(すいませんよく読めませんでした。吉川先生が教えてくれたのに(T_T))トーレスの子孫とか直系という意味だそうです。
なるほど

月曜日はお休みで、火曜日はそれほど事件も無かったので・・・というよりも日曜日の出来事がすごかったのでその続編

フランシスコさんを連れてきて下さった、吉川二郎先生は「コンサート・フラメンコ・ギタリスト」で、くだんのコレクションの持ち主であったマヌエル・カーノ氏の直弟子であります。正直私自身、クラシック・ギターばかりをやってて、フラメンコというものにあまり触れていなかった部分もありました。チャカチャカやるのがフラメンコ、踊りの伴奏とかのイメージが強かったんですが・・・、初めて聞いた本物のフラメンコに一気に引き込まれました。
すごい!格好いい!
なんていう言葉で表すのは失礼に当たると感じるほどで、これぞ情熱のフラメンコ
かという衝撃でした。おそらく、まさにマヌエル・カーノ師直伝のコンサート・フラメンコなのでしょう。聞きかじりですが、フラメンコには主に「歌の伴奏・踊りの伴奏・独奏」の3種類があって、全て出来て一人前なんだそうですが、特にこの「独奏」の部分の音楽性を高めてコンサート・ミュージックの域にまで押し上げた人が「マヌエル・カーノ」その人であるのです。そのカーノ師の音楽を受け継いだのが吉川二郎氏であるからには素晴らしいのも当たり前ですね。とにかく左手よりも右手(弾く指)の技巧がクラシック的な技術よりも複雑な気がしました。あれだけ早くラスギアードをしているのに、雑音が感じられない、すごいを通り越して不思議です。私もフラメンコの勉強も少ししてみようかな?

ところでフランシスコさん(トーレスのひ孫)は奥様と来ていて、ひとしきり二人(角さんと吉川さん)のステージの後、喫茶ルームでお茶しながらお話しできました。

奥様もご本人も何とも気さくで陽気な方でした。木材の加工(家具製作?)会社も経営されてて、いろいろな機械や道具は自作するのだとか。奥様に言わせるとそれ「(道具作り)ばっかに時間かけてるんでちっとも儲からない」と笑ってましたが、本当の職人とはかくあるべきという雰囲気でしたね。私のうけた印象は芸術家というより技術者的な人であるなと感じましたよ。あらゆる木材の性質・状態を知るためには様々なアイデアを生み出して応用していく。音の追求も論理的にしかし感性を研ぎ澄まして取り組んでいる印象です。「職人」という言葉に集約されるんでしょうね。
記念写真にもこころよく応じてくれました。ちなみに筆者は左端。

実に日本語はおろか、英語も全く話せないので通訳を吉川先生に任せっきりで会話してました。奥様もラテン系の人の習性か、ご主人の話している最中でもかまわずおしゃべり初めて、吉川先生がどっちを通訳したらええんかい?という状態もしばしば、ギター文化館をとても気に入っていただけたようで、嬉しい限りです。

最後には「会員になりたいけどどうすればいい?」と来たので、せっかくの機会ですから「ギター文化館ファンクラブ」の会員証をお渡ししました。特別会員認定です!

そのときの記念証拠写真

素晴らしい方達で、またの機会が待ち遠しいです。
ちなみに前回お伝えしたように、フランシスコさんの名前には「トーレス」が入らないので、ラベルはどうなっているのかと思ったら。

名前の下の方に「B○○○・デ・トーレス」と書いてあるんですが、(すいませんよく読めませんでした。吉川先生が教えてくれたのに(T_T))トーレスの子孫とか直系という意味だそうです。
なるほど
な・なんと・・・
本日はすごい・・・いやギター文化館としては素晴らしいゲストがいらっしゃいました。
ギター好きなら誰もが知る、そしてギター文化館の所蔵ギターの中でも最も重要な「アントニオ・デ・トーレス」なんとその「アントニオ・デ・トーレス」の「ひ孫」で「ギター製作家」なる人物が夫婦で、コンサート・フラメンコ・ギタリストとして名高い吉川二郎さんと一緒にギター文化館を訪れました。
スペインのアルメニア在住で、お名前は「フアン・フランシスコ・サルバドール・ヒメネス」とおっしゃって、どこにも「トーレス」の名前がないじゃん!って思ったら、おばあちゃんがトーレスの直系にあたるので、名前には「トーレス」が入ってないんだとか。ギター文化館への来訪は実は2度目だそうで、3年ほど前に来たのだが、そのときは初めての日本で落ち着いて見ることも出来なかったそうです、そこで今年の日本旅行の時にもう一度ギター文化館に来ようと思ったそうです。 
写真はギター文化館所蔵のトーレスをフランシスコさんが調べているところ。写真右は吉川二郎先生。状態、サイズ、弦高、音など入念に調べてました。実はトーレスの直系ではギター製作に携わる人がいなかったそうです。トーレスの息子も孫もギター製作はせずに別の道を行っていたそうです。フランシスコさん自身はアントニオ・トーレス本人とは会ったことはないそうですが、父親やおじさんの話を聞いて育ったんだとか。しかし家にはトーレスが使っていた製作の道具が残っているそうです。貴重ですね、みたいですね。つまりフランシスコさんは唯一のトーレス直系の製作家であるということです。トーレスには直弟子はいなかったと言われてますから。

吉川先生はフランシスコさんの製作されたギターを使われてて、この日はトーレスとフランシスコさんのギターをギタリストの角圭司さんと吉川二郎さんが両方試奏しました。フランシスコさんのギターもとっても素晴らしいギターで、しばし演奏とその音に聞き惚れてしまいました。まだあまり本数は世に出ていないそうです。日本にも数えるほどしかないそうです。演奏者も素晴らしいとギターも生きてくるんですね、本当に素晴らしい楽器は素晴らしい演奏者あってのものであるとつくづく思いました。語り尽くせないので、次回に回します。
ギター好きなら誰もが知る、そしてギター文化館の所蔵ギターの中でも最も重要な「アントニオ・デ・トーレス」なんとその「アントニオ・デ・トーレス」の「ひ孫」で「ギター製作家」なる人物が夫婦で、コンサート・フラメンコ・ギタリストとして名高い吉川二郎さんと一緒にギター文化館を訪れました。
スペインのアルメニア在住で、お名前は「フアン・フランシスコ・サルバドール・ヒメネス」とおっしゃって、どこにも「トーレス」の名前がないじゃん!って思ったら、おばあちゃんがトーレスの直系にあたるので、名前には「トーレス」が入ってないんだとか。ギター文化館への来訪は実は2度目だそうで、3年ほど前に来たのだが、そのときは初めての日本で落ち着いて見ることも出来なかったそうです、そこで今年の日本旅行の時にもう一度ギター文化館に来ようと思ったそうです。 
写真はギター文化館所蔵のトーレスをフランシスコさんが調べているところ。写真右は吉川二郎先生。状態、サイズ、弦高、音など入念に調べてました。実はトーレスの直系ではギター製作に携わる人がいなかったそうです。トーレスの息子も孫もギター製作はせずに別の道を行っていたそうです。フランシスコさん自身はアントニオ・トーレス本人とは会ったことはないそうですが、父親やおじさんの話を聞いて育ったんだとか。しかし家にはトーレスが使っていた製作の道具が残っているそうです。貴重ですね、みたいですね。つまりフランシスコさんは唯一のトーレス直系の製作家であるということです。トーレスには直弟子はいなかったと言われてますから。

吉川先生はフランシスコさんの製作されたギターを使われてて、この日はトーレスとフランシスコさんのギターをギタリストの角圭司さんと吉川二郎さんが両方試奏しました。フランシスコさんのギターもとっても素晴らしいギターで、しばし演奏とその音に聞き惚れてしまいました。まだあまり本数は世に出ていないそうです。日本にも数えるほどしかないそうです。演奏者も素晴らしいとギターも生きてくるんですね、本当に素晴らしい楽器は素晴らしい演奏者あってのものであるとつくづく思いました。語り尽くせないので、次回に回します。

