ギター文化館DIARY

ギター文化館での日々の出来事をつづった日記。その日のゲスト、お客様の声等も載せていこうと思います。

2007-06

録音セッティング

昨日、ギタリスト北口功さんがいらっしゃいました。

以前からギター文化館へ沢山協力して下さっている、ギタリストです。


今年9月2日にコンサートがギター文化館で企画されています。


それで、だと思いますがせっかくなので新作CDをギター文化館で録音しましょうと言うことになったようです。

以前にも「アントニオ・デ・トーレス」を用いた録音をギター文化館で行っています。

そのCDも素晴らしいですよ。



とにかく、本拠地が関西の北口さんですので、そうそう簡単に足を運ぶこともできません・・・、きっちりセッティングを考えて、計画して録音に臨むために下準備と言うことで、機材と共にいらっしゃいました。


本格録音は来月です。


今回はマイクの位置や角度、距離を決めるために色々と、セッティングを変えて録音して、持って帰られると言うことでした。

北口2


まず、色々な工夫もされてました。


さすがにここで何度も演奏されていて、録音経験もあるので、ホールの特製をよくご存じです。



ここでの録音でネックとなるのが「リバーブレーション」いわゆる「反響」や「残響」です。



これが効き過ぎてしまうと、ライブ録音の雰囲気が出過ぎてしまう。



でも反響を殺してしまうのであれば、ここで録音する必要はありません。絨毯を敷き詰めた、部屋で壁に毛布でも掲げて家で録音すれば良いわけです。


ここの自然な感じの残響をほどよく取り込んで、それでもクオリティーの高いギターの音・演奏を録音するためには、ミリ単位?のマイクの位置セッティングや、工夫がいると思われます。



ホールの床におかれた毛布を巻かれた物体は、その工夫の一つでしょう。

床からの反響をある程度抑えるために、座席用の下駄を立てて、毛布をかけておく。

方向はランダムにして、様々な方向からの音の反射を遮ろうという作戦のようです。

真正面で聞いていると、確かに残響感がガラッと違います。
ほどよい残響もありますが、キャンキャン響く感じが消されています。


なるほど・・・



そしてマイクをおいて録音開始。

北口1


ソルの練習曲を初めに、タレガ・バリオスを演奏されてましたが、やっぱり素晴らしい演奏です。


北口さんが奏でるトレモロのすばらしさは、他に類を見ないほど素晴らしいものです。


コンサートも、そこでお披露目されるであろうCDもとても楽しみになりました。



皆さんも聴きに来てはいかがでしょうか?

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