ギター文化館DIARY

ギター文化館での日々の出来事をつづった日記。その日のゲスト、お客様の声等も載せていこうと思います。

2007-11

多弦ギターの響き

本日は、お待ちかねの2重奏コンサート「尾尻雅弘・齋藤明子ギターDuoコンサート」でした。

天候がかなり悪いなかでのコンサートにもかかわらず、足を運んでいただいたお客様、まことにありがとうございました。

尾尻齋藤1

前半は、古典を中心とした演奏で、19世紀ギターを使用しての2重奏となりました。

演奏曲は、バッハ、カルリ、そしてモーツアルトの弦楽四重奏などを演奏されました。19世紀ギターのやさしく素朴な響きがホールに響いて、しっとりと会場を包みます。

そして後半はアルベニス、ヴィゼー、ビートルズナンバーなどを含めた、近現代のナンバーが現代のギターを使用して演奏されました。

特にアルベニスの傑作「エヴォカシオン」が重厚に響き、最後の「カルメン」、その中でも「間奏曲」は圧巻の演奏でした。
尾尻齋藤2


写真を見ておわかりかと思いますが、前半の19世紀ギターにしても、後半の現代のギターにしても、全て普通の6弦ギターを使用していません。写真ではわかりにくいですが、尾尻先生の演奏されているギターは両方7弦ギターです。

前半は7弦と8弦の2本の19世紀ギター、後半は7弦と10弦の現代のギターを使用しています。合計の現数実に32本・・・。

思わぬ多弦ギターのひとときとなりました。
その効果というか、響きは重厚なものがあり、カルメンの演奏など2本のギターとは思えないほどの響き・・・その技術と音の広がりに思わず、うっとりと聞き惚れてしまいました。

すばらしいコンサートであったと思います、ご夫婦でDuoと言うのもあこがれますね・・・ぜひまた聞きたいものです

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