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花三島盃に思う

花三島盃

立春も過ぎて、いよいよ春の目覚めです。

上の盃は
旧・岩間町(現・笠間市)上郷に暮らす陶芸家・馬目隆広(まのめ・たかひろ)さんの作品です。

先日、東京の先輩から、馬目さんに渡してほしい、と一冊の冊子が送られてきました。
まわり、まわって、カメラマンの知人が馬目さんの花三島盃を、
西武のプレミアム会員向けの冊子の表紙に撮ったのだそうです。

馬目さん②

去年の12月号です。

13、4年前、板橋区西台にある天祖神社の三軒隣に”汲古堂”と呼んでいた、民家の一室がありました。

そこで、某ジャーナリストの先輩が主催する、周易を中心にした勉強会が開かれていて、
月に一度、私も夫と通っていました。

花見の時期、やはり板橋の公園での花見会に誘っていただき、手土産がわりに参加者にお配りしたのが、
この花三島の盃です。
馬目さんにお願いし、花見用にと心をこめて作ってもらったものです。

あれから干支が一周して、忘れかけていた記憶がよみがえってきました。

同じ頃、私があることでかなり凹んでいたことがあって、そのとき汲古堂(某先輩)から手紙をいただきました。

「~理不尽なことで苦しむこともあるでしょう。立場が逆転してがまんしなければならないこともあるでしょう。
『忍』は心の上に刃が乗っているので、私の先生はこの字を認めませんでした。
きっと、違う方法や心持ちもあるはず、と~」

その手紙の末尾には
「百年に泣き、五尺に屈する勿れ、いっしょに元気を出し合いましょう」と書かれていました。

先輩の優しさに、涙があふれました。

「仁あれども武ならざれば能く達すること無し」左伝宣公四年

これも、その時期に教わった言葉です。

家に仕舞い込んでいたあの花三島の盃を持ち出し、
もう一度、あの頃の「気概」を飲み干します。

(^0_0^)のイケダでした。



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