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死んだ犬の話と、十五夜で思い出すヒイ婆さんの話

はな

8月の終わり、はなが死んだ。
16歳。
最後はボケた。

朝、犬小屋を覗いて
「はな、行ってくるよ」と声をかけると、
もつれる足を引きずりながら出てきて、
嬉しそうにクウンクウンと啼いた。
私の掌に顎を載せて目をつぶってしばらくじっとしていた。
頭を静かに撫でてやった。
「はな。まつ毛も真っ白になっちゃったね。。。もともと白かったっけ? じゃあ、行ってくるよ」

最後の挨拶になった。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

十五夜でしたね。
嫁ぎ先の笠間市岩間地区では、
お月見泥棒という風習があります。

日本版ハロウィンのような。
各家を子供たちが回って、
お菓子や団子などのお月見のお供え物を貰って(かつては泥棒して)歩くのです。
今の子供たちはお行儀よく「こんばんは〜。お月見泥棒に来ました〜」
昔は、捧げものを入れた立派な皿やお盆まで持って行かれたと、義母。


下の写真右が実家のヒイ婆さん。明治の人。左の人は親戚?
お転婆だったので、よく兄貴と一緒にヒイ婆さんに座敷箒を持って追いかけられたものです。
亡くなったのは私が幼稚園の時。
今生きていれば133歳。
ジョン・レノンのようなサングラスを掛けて
いつも縁側に座って暗い色の着物を着て縫物をしていたイメージ。
あの頃の人は、日本の行事や風習をしっかり繋いでいました。
お月見などの行事があると、実家や先祖を思い出します。
実家3

実家は、銘器展示室のトーレスと同い年位?
この夏、兄夫婦がリフォーム。

父は4年前に他界。
73で認知症が始まり、10年半患って黄泉の国へ。
真冬にパンツ一丁で雪の中でヨガの倒立をするような変わった親父でしたね。

母は今年の正月、脳梗塞で倒れ、現在は施設に入居の車椅子生活。
認知症は入っているけれど、明るい人。
母方の祖母は福田蘭堂のいとこ。クレイジーキャッツの石橋エータローとは、母ははとこに当たる?
日常全般、毎日がクレイジーキャッツのコントのような母。
不意に隣の部屋から襖を開けて、ヒョットコのお面を被って踊りながら、読書をしている私の前に現れたり、洗濯物を畳みながら、不意にツカツカと駆け寄ってきて4の字固めをされたことも。
(どんな幼少期を送ってきたのだ(^_^;)

兄夫婦は、母が車椅子のまま家に入れて外泊できるように、
古い家に手を入れ、広い居間を全面フローリングに。
実家2

廻る。変わる。時代は過ぎる。
土間の上に、ライトが付きました。

ギター文化館も、
少しずつ 変わっています。
過去の財産を大事にしつつ、新しい風を入れていきます。
実家1



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