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永盛さん、逝く。

永盛 一(ながもり かず)さん。

病気療養中でしたが、
夕べ、静かに息を引き取ったと、ご家族から訃報が入りました。

永盛さん。

当館音楽院・足立江美子講師に隔週でギターレッスンを受け、
月一回の「ギターを弾こう会」に、ほぼ皆勤。
隔月一回の「フリーコンサート」にも、ソロで、長年のコンビ・磯山さんとデュオで、ほぼ皆勤。
コンサートにも頻繁に足を運んで下さり、よく上智の学生を連れて来館されました。

古賀政男と、タレガのパバーナとソルの月光をこよなく愛し、
味わいのある演奏をする、ギター愛好家でした。

・・・・・・・・・・

ご遺族から許可を得ましたので、お知らせいたします。
通夜:6月19日(月) 18時〜
告別式:6月20日(火)11時〜
場所:筑西市玉戸1012-1 JAホールしもだて(0296-26-6644)

ご遺族のたっての頼みがあり、
出棺時に杉澤さんが生ギターの演奏で、永盛さんを送ることになりました。

・・・・・・・・・・・

いつも平らで、穏やかな紳士でした。
さすが、前職を活かした語学ジョークが得意で、
スペイン語の「ナダマス」という言葉で、海外留学時の体験を、
おもしろおかしく話してくださったことも。

上智大英文科の教授を長年つとめられ、退職後に下館(現・筑西市)に帰郷。
上智大のギターサークルの顧問もやっておられたようで、
いつも、毎年の合宿の前には「学生たちへのお土産に」と、
当館で販売しているギター弦セットを大量購入してくださっておりました。

当館にいるときでも、あれ、姿が見えない、と思うと、
駐車場に停めた車の中で語学テキストを広げてラジオを聴いていらっしゃることがよくありました。

私が当館の運営責任者になったとき、
「池田さん、何か協力できることないかな?」
「そうだ、じゃあ、ナガモリさん、英米文学講座をお願いします」
「えっ、ほんとに?」
「当館でのカルチャースクール、ということで」

テキストを5、6冊持ってきてくださり、
「どれがいいかな?」

「英会話も基本は文法。
単語だけ知っていても喋れない。文法がわかれば、自ずと話せるようになります」

で、Bridge to the Sun という本の講読をやろう、というところまで決まりました。

これは日本人外交官、寺崎氏と国際結婚して第二次世界大戦中に日本に渡り、
様々な苦しみを経て日米の架け橋となった、アメリカ人女性・グエン寺崎の自伝です。

「昔、トンガの王様が来日したことがあってね、その時に通訳を頼まれたの。
トンガの王様と雑談の折に、勧められた本がブリッジ トゥ ザ サン」

幻の英書講読となってしまいました。

永盛さん、安らかに。永遠なれ。

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