昨日開催した、フレッシュな若手ギタリスト応援プロジェクト第2弾の演奏会。
演奏者は、福岡県みやま市在住の女性ギタリスト壇遼(だんはるか)さんでした。
「日本のグラナダと呼ばれるギター文化館で演奏出来て嬉しく思います」とのコメントをくださいました。
あいにくの寒い一日で、スリムなモデル体型の壇さん。
冷え性という壇さんの手指は細く冷たく、心配しました。
_ちなみに、私もヤング!…死語ですねぇ…の頃は、冷え性でしたが、
最近は、噂に聞くホットフラッシュも無事に体験しまして、
〇〇タリアン!…これも死語ですわね…街道をまっしぐらに進んでおります!( ´∀` )_
当館の特徴は、冬寒く、夏暑い。
季節に準ずるホールですので、
特に、クラシックギター ソロコンサートの場合、
演奏者は繊細な音色のニュアンスを伝えたいですし、
鑑賞者は、それを楽しみたいので、
空調を止めます。そうすると、寒い。
お客さまにはひざ掛けをお勧めしましたが、
演奏の壇さんは、かなり冷えたと思います。
後半は、壇上に電気ストーブを配して、
壇さん、寒さの中、がんばってすてきな音楽を奏でてくれました。
壇さんの奏でる透き通ったギターの音色が館内に響き渡りました。

この写真は、第2部の様子。

第1部の始まり。スタートは、プレリュード1番(ヴィラ=ロボス)で。

笑顔がキュートな壇さんは、MCも上手。

4年前から愛用のイギリスの製作家・サイモン・アンブリッジの2007年作ギターで。
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コンサート終了後のCDサイン会は、アイドル握手会の雰囲気💛

楽しそうなオジサマたち。


アンコールに、R.ディアンス編の愛の讃歌を。
涙が溢れました。
詩的なギターを奏でる壇さんでした。
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打上げお茶会は、くるみコーヒーにて。

まずは、シュワっとする飲み物で乾杯🍻

リサイタルが終わって、ホッと一息。笑顔の壇さん。

オジサマたちのリクエストに応えて、ミゲルを奏でる壇さん。
夏に事前訪問下さった折に、弾き比べた当館の銘器(マヌエル・カーノコレクション)で、
いちばん気になるのが「ミゲル・ロドリゲス1945」だったそうです。
以前に習っていた先生のミゲル・ロドリゲスを弾いていたので、やはり、ミゲルには思い入れがあるとのこと。
※ギター製作家 ミゲル・ロドリゲス(1888-1975)の豆知識
10代からギターやバンドリアの演奏を楽しみ、次第にギター製作に興味を持つようになった。
ホセ・ラミレス1世の弟子・ラファエル・カサーナに師事したとされるが、18歳で既に自分の工房を開く。
1933年以降は二人の息子も製作に加わっている。
トーレスギターを基本としているが、音量の増大に独自の開発をしている。
ロメロ一家が彼のギターを使用して一躍有名になった。
工房があったコルドバは、マヌエル・カーノがギターを教えていた都市である。
当館所蔵の2本(1945製、1952製)のミゲル・ロドリゲスは、グラナダからコルドバに通っていたカーノが、ミゲル・ロドリゲスに直接注文して製作されたギターである。
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おまけ画像
ミゲルまつり、突如開催(^^♪

K玉さん。

K江さん。

S木さん。
画像には映っていませんが、M本さんも。

くるみコーヒーマスター(既にご存知とは思いますが、私の夫でございますm(__)m )、今回はリキ入れて、
オードブルを可愛らしく作りました。(図書館から本を数冊借りて、オードブルのトッピング勉強してました!)
楽しい時間はアッという間に過ぎていきます。
壇遼さん、お疲れさまでした。
皆さん、ありがとうございました。
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