キ・セ・キ です!! ふしぎな本当のおはなし
- 2019/03/04
- 18:06
3月3日。
10時の開館とともに、
ある外国人の男性と、そのファミリーが入館見学されました。
お話を伺ったところ、
なんと、当館所蔵マヌエル・カーノ・コレクション のマヌエル・カーノさんに、
10代の後半に、カーノさんのご自宅でギターを習ったことがあるとおっしゃるのです。
ずっとずっと、日本のどこかにあるらしいと友人から伝え聞いた「カーノ・コレクション」を探していたというのです。
話を要約します。
アイルランド生まれのトーマス・マクギンリーさん(写真右)は、
イギリス・ロンドンにいた17歳の頃、ギタリストになりたいと思っていたそうです。
或るとき、知人の紹介で、幸運にもマヌエル・カーノさんの自宅レッスンを受けることに。
(めったに一般人のレッスンはしていなかったそうです)
スペインのグラナダにある先生の家はとても美しい家で、部屋にはずらりと壁にギターが並んでいた。
初めて先生に教わった曲は、グラナダに伝わる伝統曲の一つ。まだ覚えていて弾ける…
(弾いて聴かせてくれました。哀愁の漂う小品でした)
すてきな美しいお嬢さんが二人居たのを覚えているけれど、
息子さん(ホセ・マヌエル・カーノ)さんのことは覚えていない、会っていないそうです。
結局、ギタリストになることはあきらめて、技術者になり、
今は家族と広島に住み、英会話を教えているそうです。
ロンドンの家には、マヌエル・カーノ先生のLPレコード8枚組が今もあるそうです。
随分前に、知人から「カーノのギターコレクションは、スペインにはない。日本にあるらしい」
と聞いていて、2年ほど前に英語の書物で、日本の茨城・石岡のギター文化館にある、という情報を知ったそうです。
一度訪ねてみたいと思っていたが、たまたま福島に用事があって、
家族と来たので、夕べはつくばに泊まり、今日はここ(当館〉に来たとのこと。
たまたま、午後からのミュージアムコンサートに備えて、高野行進ギタリスト来館。
カーノコレクションの「サントス・エルナンデス・1924」の音色を、本日のお土産に
トーマスファミリーにプレゼント。
4/28㊐スペシャルフリーコンサートには、マヌエル・カーノさんと親しかった、
音楽評論家の濱田滋郎先生が当館にお越しになる予定、と伝えると、
万障繰り合わせて、ぜひまた来館したい、濱田先生と、カーノ先生についてのお話をしたい、と
話していました。
(トーマスさん、お待ちしています)
当館所蔵の銘器コレクションの元の持ち主は、マエストロ・マヌエルカーノ。
マヌエル・カーノ氏は、パコ・デ・ルシアとは対極をなす、伝統的なフラメンコ奏者と伝えられています。
かのセゴビアとも友人だったと言われています。
マヌエル・カ―ノのフラメンコギターは、いわば、クラシックの影響を受けた、上品なフラメンコ奏法 と言われています。
ユーチューブ動画はこちら。
⇓ ⇓ ⇓
https://www.youtube.com/watch?v=y79CZxorLss
長年探し続けていたカーノ・コレクションに出会えて、嬉しそうなトーマスさん。
銘器・サントス・エルナンデス1924を弾く高野行進ギタリスト。
「インスピレーション」、「アルハンブラ宮殿の思い出」
10時の開館とともに、
ある外国人の男性と、そのファミリーが入館見学されました。
お話を伺ったところ、
なんと、当館所蔵マヌエル・カーノ・コレクション のマヌエル・カーノさんに、
10代の後半に、カーノさんのご自宅でギターを習ったことがあるとおっしゃるのです。
ずっとずっと、日本のどこかにあるらしいと友人から伝え聞いた「カーノ・コレクション」を探していたというのです。
話を要約します。
アイルランド生まれのトーマス・マクギンリーさん(写真右)は、
イギリス・ロンドンにいた17歳の頃、ギタリストになりたいと思っていたそうです。
或るとき、知人の紹介で、幸運にもマヌエル・カーノさんの自宅レッスンを受けることに。
(めったに一般人のレッスンはしていなかったそうです)
スペインのグラナダにある先生の家はとても美しい家で、部屋にはずらりと壁にギターが並んでいた。
初めて先生に教わった曲は、グラナダに伝わる伝統曲の一つ。まだ覚えていて弾ける…
(弾いて聴かせてくれました。哀愁の漂う小品でした)
すてきな美しいお嬢さんが二人居たのを覚えているけれど、
息子さん(ホセ・マヌエル・カーノ)さんのことは覚えていない、会っていないそうです。
結局、ギタリストになることはあきらめて、技術者になり、
今は家族と広島に住み、英会話を教えているそうです。
ロンドンの家には、マヌエル・カーノ先生のLPレコード8枚組が今もあるそうです。
随分前に、知人から「カーノのギターコレクションは、スペインにはない。日本にあるらしい」
と聞いていて、2年ほど前に英語の書物で、日本の茨城・石岡のギター文化館にある、という情報を知ったそうです。
一度訪ねてみたいと思っていたが、たまたま福島に用事があって、
家族と来たので、夕べはつくばに泊まり、今日はここ(当館〉に来たとのこと。
たまたま、午後からのミュージアムコンサートに備えて、高野行進ギタリスト来館。
カーノコレクションの「サントス・エルナンデス・1924」の音色を、本日のお土産に
トーマスファミリーにプレゼント。
4/28㊐スペシャルフリーコンサートには、マヌエル・カーノさんと親しかった、
音楽評論家の濱田滋郎先生が当館にお越しになる予定、と伝えると、
万障繰り合わせて、ぜひまた来館したい、濱田先生と、カーノ先生についてのお話をしたい、と
話していました。
(トーマスさん、お待ちしています)
当館所蔵の銘器コレクションの元の持ち主は、マエストロ・マヌエルカーノ。
マヌエル・カーノ氏は、パコ・デ・ルシアとは対極をなす、伝統的なフラメンコ奏者と伝えられています。
かのセゴビアとも友人だったと言われています。
マヌエル・カ―ノのフラメンコギターは、いわば、クラシックの影響を受けた、上品なフラメンコ奏法 と言われています。
ユーチューブ動画はこちら。
⇓ ⇓ ⇓
https://www.youtube.com/watch?v=y79CZxorLss
長年探し続けていたカーノ・コレクションに出会えて、嬉しそうなトーマスさん。
銘器・サントス・エルナンデス1924を弾く高野行進ギタリスト。
「インスピレーション」、「アルハンブラ宮殿の思い出」
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