
桜の季節も終わりに近づき、春の風が心地よい季節になりました。
この季節になると、演奏したくなるのがやはり「サクラ変奏曲/横尾幸弘」でしょうか。

サクラ変奏曲
日本の音学独特の和声が美しい「さくらさくら」の旋律を、ギター音楽ならではの変奏で表現されたこの曲がとっても好きなのは僕だけでしょうか?
まぁ、私の場合「桜の季節」でなくとも年中弾いていますが・・・。
特に茨城の里山に暮らしていると、この「桜」の美しさを感じる気がします。
私の故郷は北海道で、「春、桜の頃」と言えば5月、ゴールデンウイークあたりに咲きます。
しかも梅と一緒に。ですので、正直小学校の頃は、桜も梅も見分けが付きませんでした。
北海道の子供にはそういう子供が多いのではないかと内心思っています。
ですが、こちらに来ると桜は桜、梅は梅で時期がはっきりと別れ、見間違いようがなく、春の季節感がはっきりとしています。
「桜」が昔よりも桜が近しいものに感じられるのは、だからなのでしょうかね、より「桜」の美しさを感じられる気がします。
日本人が桜を好きなのも理解出来ます。
ところで、「サクラ変奏曲」と言えば皆様誰の演奏を思い浮かべますか?
私の場合、サクラ変奏曲と言えば
1位イエラン・セルシェル
2位ジョン・ウイリアムス
と言う感じです。
セルシェルは僕が一番好きな演奏家ですので、当然1位となります。
でも最近、やはりすごいなと感じるのは断然「ジョンウイリアムス」ですね。
んで、ジョンウイリアムスと言えば、最近気に入ったCDがあります。

ロマンスオブザギター
残念ながら、このCDには「サクラ変奏曲」は収録されてませんが、1曲目に収録されている「禁じられた遊び」がとっても素晴らしいんです。
クラシック・ギターを学ぶ人がまず初めに手がけるとおぼしき名曲中の名曲ですが、それほど難しくもない曲と言うこともあり、実際のコンサートなどではあまり重きを置かれていない気がします。
しかしこのCDに収録されている「禁じられた遊び」を聞いてちょっと認識が変わりましたね、こんなに良い曲だっけ?と言う感じです。
このCDの演奏は独奏ではなく、バックに弦楽が入っていますが、禁じられた遊び/ロマンスという曲の奥深さを感じました。
あらためてこの曲を「音」にこだわって練習してみようかと思いました。
皆さんも「禁じられた遊び」再び・・・いかがでしょうか?
スポンサーサイト